映画『カッコウ(Cuckoo)』感想レビュー|変で不気味で、なのに目が離せないホラー

サスペンス

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最近アマプラで配信されたキャッチーなタイトル『カッコウ』日本人には特に興味を惹くタイトルだと思う。そんなタイトルにまんまと釣られて観ちゃったけど、、結果観て良かった!
「なんか変なホラー観たい…」って夜に、ちょうど刺さるのがこの『カッコウ』。
怖がらせ方が王道じゃなくて、ず〜っと変な違和感がまとわりつくタイプ。ハマる人はガッツリハマります。

先に視聴先だけ確認したい人はこちら
Prime videoで観る
※配信状況・料金は変わる場合があります。各サービスの最新情報をご確認ください。

怖さ・グロ度

  • 怖さ:★★★☆☆(3/5)
    ドーン!より、ジワジワ系。音と雰囲気で来るタイプ。
  • グロ度:★★☆☆☆(2/5)
    血みどろ祭りではないけど、ちょい痛そうな場面はあるかも。

※感じ方は人によるので目安で!


『カッコウ』作品情報

  • 製作:2024年/ドイツ×アメリカ合作
  • ジャンル:ホラー/ミステリー/スリラー
  • 上映時間:約103分
  • 監督・脚本:ティルマン・シンガー
  • 主演:ハンター・シェイファー、ダン・スティーヴンス ほか

ネタバレなしあらすじ

主人公は17歳のグレッチェン。母親を亡くして気持ちが落ち着かないまま、父ルイス・義母ベス・そして口がきけない義妹アルマと一緒に、**ドイツのバイエルン地方の山奥(リゾート地)**へ引っ越すことになる。

そこは父が新しい仕事をする場所でもあって、土地の有力者っぽいホテルのオーナー、ヘル・ケーニヒが家族を歓迎してくれるんだけど……この人がまた、笑顔なのに妙〜に距離が近い。

グレッチェンは気分転換もかねて、そのホテルでフロントの仕事を手伝うことに。ところが、働き始めてすぐに違和感が出てくる。

  • 宿泊客の女性が、急に体調が悪くなったり吐いたりする
  • アルマが、**どこからか聞こえる変な「響く声」**みたいな音で発作を起こす
  • 夜道で自転車を走らせていると、フード(レインコートっぽい)姿の女に追われるような体験をする

でも周りの大人たちは、あんまり真剣に取り合わない。
「疲れてるだけじゃない?」「気のせいだよ」みたいなノリ。

そんな中、グレッチェンはこの町で事件を追っている刑事(元刑事)のヘンリーと関わるようになって、「あの女、ただの不審者じゃないぞ…」って雰囲気が濃くなってくる。

さらに、ホテルの宿泊客の女性(エド)と仲良くなって、「この町、もう出よう」と思うんだけど、いざ逃げようとすると、あの“音”と“女”がまた邪魔してくる。

ここから先は、**「このリゾートで何が行われてるの?」**が少しずつ見えてきて、グレッチェンはアルマを守るために、めちゃくちゃ危ない場所に踏み込んでいく…って流れ。


ここが好き!見どころ3つ

1) 怖いのに、説明しすぎない“不気味さ”

この映画、親切にぜんぶ説明してくれないんですよ。
だからこそ「え、今の何?」が積み上がって、気づいたら変な緊張が続く感じ。

やなきち
やなきち

不可解な現象に説明がないから不気味で、理解が追いつかないままストーリーが進みます。

2) リゾート地なのに、全然くつろげない(笑)

自然も建物もきれいっぽいのに、ずっと落ち着かない。
“いつ何が起きてもおかしくない”って雰囲気が常にしていて、見てて気が休むところはすくない映画。フィルム調の映像がそれを助長していてホラー好きには良い緊張感。

3) 主人公がちゃんと“普通の子”で見やすい

主人公が最初から無敵じゃないし、強キャラでもない。
「そりゃ怖いわ」って反応がリアルで、感情が乗りやすいです。
やっぱり主人公に共感できる作品は観てて気持ちが良い。



こんな人におすすめ!

  • いつものホラーに飽きてきた人
  • 「意味わからん…でも気になる」系が好きな人
  • 不気味な雰囲気、変な設定、考察したくなる映画が好きな人
  • 逆に、全部きっちり説明してほしい派には合わない可能性あり(置いてかれるかも)

どこで観れる?配信情報

『カッコウ』は Prime Videoで見放題配信として話題になってます。
(配信状況は変わることがあるので、観る前に各サービスの表示もチェックしてね。)

ネタバレありあらすじ(ラストまで全部)

※ここから先は結末まで書くのでご視聴まだの方はご注意ください

グレッチェンは、逃げようとしてエドと車で出るんだけど、例の「響く声(叫び)」でまともに運転できなくなって事故。グレッチェンは大ケガして、ホテルから動きにくい状態になる。

ヘンリーは、あのフード女が関わる事件を追っていて、被害者が“吐いて窒息する”ような形で死んだこともある、とグレッチェンに話す。
2人は張り込みをして、フード女がホテルの従業員トリクシーに襲いかかる場面に遭遇。フード女はトリクシーに、謎の粘液みたいなものを押し込もうとする(=「植えつけ」みたいな動き)。

その後、グレッチェンは父やケーニヒとぶつかり、家族の事情も一気に最悪の方向へ。父が家を売っていたこと、母に関するものが荷物として届くことも重なって、グレッチェンは怒りと悲しみが爆発する。

そして決定的にヤバいのがここ。
ケーニヒがグレッチェンを連れ出し、自分の家(敷地)で真相を話す。

  • フード女は人間じゃない
  • 彼女たちは“カッコウ”みたいに、他の生き物に産みつけて増える種
  • その“叫び声”で人間を混乱させて、子どもの成長を進める
  • リゾートはその実験(保存?繁殖?)のための場所になっている

そして何よりエグい事実。
アルマは、父と義母が昔ここに来た時に、知らないうちに“植えつけ”られて生まれた子で、アルマ自身もその種の子どもだと示される。

ケーニヒはグレッチェンを閉じ込め、笛みたいなもので“若い個体”を呼び寄せる。若い個体はグレッチェンに近づき、あの粘液で“植えつけ”をしようとする。
そこへヘンリーが来て、ケーニヒを撃ち、若い個体も止める。

ここで「助かった!」と思いきや、ヘンリーはヘンリーで危険。
病院(または施設側が用意した場所)で、ケーニヒがアルマを“本来の母”=フード女と再会させようとしているのを知り、ヘンリーは「元凶を全部消す」つもりで、アルマごと始末しようとする。

グレッチェンはそれを止めるため、ヘンリーをナイフで刺してでもアルマを助けに行く。

ラストはほぼ総力戦。

  • グレッチェンは耳を守るためにヘッドホンを使いながら、フード女(母)に対抗
  • 最終的にグレッチェンはフード女を喉(首元)を刺して倒す
  • そのあとケーニヒとヘンリーが銃を向け合う状況になる
  • ここでアルマが覚醒。アルマもあの“叫び声”を出せて、2人を混乱させて逃げ道を作る
  • ケーニヒとヘンリーは撃ち合って、どちらも倒れる
  • 最後は回復したエドが車で迎えに来て、グレッチェンとアルマは町を脱出する

つまり結末としては、姉妹が生きて逃げる
ただし、このリゾートで起きてたことの気味悪さは残るし、「これって完全に終わったの?」って後味もちゃんと残すタイプです。


まとめ:変さが刺さる人には、めちゃ刺さる

『カッコウ』は、王道のホラーじゃないです。
でも、だからこそ「この気持ち悪さ好き…」ってなる人が出るタイプ。

ケーニヒの胸糞思想だったりカッコウ人間の怖さより人怖のホラー要素が強い作品。
でも怒涛のラストで胸糞共が願った末路になったり姉妹愛が見れたりで意外とスッキリ腹落ちした珍しい作品でした。
気になったら、ぜひ。

配信観たい方は下記より
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